戦後最高の外野手と言われたウイリー・メイズ氏が93歳で死去とジャイアンツが発表

AI要約

ウイリー・メイズ氏が93歳で亡くなりました。彼は戦後最高の外野手と言われ、ジャイアンツで活躍しました。

メイズ氏はアメリカンリーグでプレー後、ジャイアンツに移籍し、新人王や首位打者など数々の記録を残しました。

通算660本塁打、338盗塁という成績を誇り、5ツールプレーヤーとしても称賛されました。

戦後最高の外野手と言われたウイリー・メイズ氏が93歳で死去とジャイアンツが発表

  5ツールの持ち主で戦後最高の外野手と言われたウイリー・メイズ氏が93歳で亡くなった、とジャイアンツが18日(日本時間19日)、公式発表した。

 黒人リーグでプレーしたときに、ジャイアンツが獲得し1951年にジャイアンツでデビューし打率2割7分4厘、20本塁打、68打点で新人王受賞。1年半の兵役のあと、1954年に打率3割4分5厘で首位打者になったが、同年のワールドシリーズでセンター140メートル付近に飛んだワーツの飛球をつかんで美技は現在も「ザ・キャッチ」と言われ、外野手の美技には使われるほどだ。

 1955年に51本塁打を放つなど通算本塁打は歴代5位の660本(黒人リーグ時代の1本除く)、通算打率3割2厘、338盗塁と史上最高の5ツールプレーヤー(打撃の精度、パワー、強肩、俊足、守備範囲の広さ)、と言われた。

 日米野球にも1960年と70年に来日、ハンク・アーロンとともに黒人選手の代表選手でもあった。