北野武監督、長編映画新たに製作 自身が監督・脚本・主演「現在鋭意製作中なので、続報にご期待ください」 Amazon MGM スタジオとタッグ

AI要約

数々のヒット作を生み出してきた北野武監督(77)が新たに監督・脚本・主演を務める長編映画を製作することが明らかになった。

映画製作部門の「Amazon MGM スタジオ」とタッグを組み、作品製作に取り組むことも発表された。

北野監督はこれまで数々の名作を手がけ、世界中で高い評価を受けてきた。今回の新作にも期待が高まる。

北野武監督、長編映画新たに製作 自身が監督・脚本・主演「現在鋭意製作中なので、続報にご期待ください」 Amazon MGM スタジオとタッグ

 数々のヒット作を生み出してきた北野武監督(77)が、監督・脚本・主演を務める長編映画を新たに製作することが18日、分かった。タイトルや内容など詳細は明らかになっていないが、北野監督は「現在鋭意製作中なので、続報にご期待ください」と呼びかけている。

 今回、Amazonの映画製作部門である「Amazon MGM スタジオ」が北野監督とタッグを組み映画製作にあたる。

 北野監督は1989年公開の「その男、凶暴につき」で映画監督デビュー。これまでに「ソナチネ」(93年)、「キッズ・リターン」(96年)、「アウトレイジ」シリーズ(2010~17年)など計19本の長編映画を手がけてきた。97年には「HANA-BI」が第54回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し、03年にも「座頭市」が同映画祭で監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。昨年公開された「首」は第76回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを開催し、大きな話題を集めた。

 北野監督は「映画を撮り始めて数十年がたちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGM スタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています」とコメント。

 Amazon MGM スタジオ インターナショナル・オリジナル責任者のジェームズ・ファレルさんは北野監督について「型破りなスタイルで世界中のお客さまに驚きと感動を与え続けている」と評価し、「Amazon MGM スタジオとの取り組みで〝世界のキタノ〟がどのように暴れてくださるのか、とても楽しみにしています」と語っている。