C大阪・小菊昭雄監督 DF毎熊晟矢との秘話明かす 5月の福岡戦前の1コマ

AI要約

C大阪は18日、大阪・舞洲で公開練習を行い、小菊昭雄監督がオランダ1部AZアルクマールへの移籍準備のため13日にチームを離脱したDF毎熊晟矢との秘話を明かした。

5月に3連敗を喫した際に毎熊との会話を通じて、チームのスタイルや強みを再確認し、自身の成長を感じたと語った。

監督は毎熊に感謝を伝え、ブレずに行動する重要性を再確認したことを明かし、彼との2年半の時間を大切にしたと述べた。

C大阪・小菊昭雄監督 DF毎熊晟矢との秘話明かす 5月の福岡戦前の1コマ

 C大阪は18日、大阪・舞洲で公開練習を行い、小菊昭雄監督(48)がオランダ1部AZアルクマールへの移籍準備のため13日にチームを離脱したDF毎熊晟矢(26)との秘話を明かした。

 5月、G大阪、神戸、町田に3連敗し、18日の福岡戦(ベススタ)へ臨むために福岡県内で練習していた時のこと。毎熊と2人、ベンチに座って会話する場面があったという。

 チームとしても毎熊自身、DF登里享平(33)ら負傷者が相次いでいた中で、スタイルを模索していた時期。結果を求めるために、違うカラーも取り入れていかないといけないのか、指揮官が自問自答していた中で「どのチームにもそれぞれスタイル、強みがある中で“僕は本当にセレッソに来て良かったです。長崎からセレッソに来て僕は成長できたし、幸せを感じています”と言ってくれた。あれでもう一回、自分たちの強みをブレることなく磨いていきたいと再確認しました」と、現在のスタイルを継続していくことに対して背中を押された。

 15日の浦和戦(ヨドコウ)後、監督室に呼んで感謝の気持ちも伝えたといい「ブレずにやっていく重要性というのを改めて強く感じましたし、それが2年半の彼との時間の全てだったのかなと。僕自身はすごいうれしかった、と彼に伝えました」と送り出したことを明かした。