浦和、関根貴大が負傷復帰でフル合流「いつでも行けるように準備」「イチから定位置をつかまないと」

AI要約

J1浦和は練習を公開し、負傷離脱から復帰した関根貴大の順調な回復ぶりを確認。

関根は復帰を果たし、部分合流から全体練習に参加し、実戦復帰への意欲を示す。

関根の復帰がチームにとって朗報であり、自身も新たなポジション獲得に向けて意気込みを語った。

浦和、関根貴大が負傷復帰でフル合流「いつでも行けるように準備」「イチから定位置をつかまないと」

 J1浦和は18日、さいたま市内で練習を公開した。MF関根貴大が負傷離脱から復帰してフルメニューを消化し、順調な回復ぶりを見せた。

 29歳の関根は今季開幕から左右のウィングとして4試合連続で先発出場したが、3月下旬に負傷。先週から全体練習に部分合流し、この日はミニゲームでは左ウィングの位置で軽快な動きを見せた。

 長いリハビリ期間を経ての復帰に「しっかり治せた。無理はせずに…とは言われるけど、今週から全部合流でやっていけるので、問題なく進んでいければ、アピールできればメンバーに入っていける」。実戦復帰の時期については「これからはいつでも行けるように準備して、メンバーに入れればあとは監督が選ぶこと。自分はやれるべきことをやって、メンバー選考に選ばれればいつでも行けるようにしてる」と明かした。

 ウィングは中島翔哉、ソルバッケン、松尾佑介らケガ人が相次いでいる中、関根の復帰は朗報となる。一方で「自分が入ったら、またイチから自分の定位置をつかまなきゃいけない」と危機感を口にした。

 3か月以上、チームの公式戦から遠ざかっており「僕が出てた時とは全く違うチームになってる印象。(サイドに)張っているだけじゃないプレーが許されてきてる。8番(インサイドハーフ)とサイドバックの流動性を生かしながら、スムーズに前に運べるシーンを作りたい」と復帰後のイメージを膨らませた。