【からつボート G3ウエスタンヤング】加藤翔馬 フライング禍で不振も必ず輝きを取り戻す

AI要約

加藤翔馬が休み明けの調子の低迷について悩みを抱えつつも前向きに取り組んでいる様子。

過去の実績や地力の高さを振り返り、エンジンを重視して調整を続ける加藤翔馬。

兵庫県出身の27歳である加藤翔馬のプロフィールや成績、特徴について紹介。

【からつボート G3ウエスタンヤング】加藤翔馬 フライング禍で不振も必ず輝きを取り戻す

 今年1月若松、2月からつで立て続けにFを切り、3カ月の休みを課せられた加藤翔馬。勝率も5点を割ってしまった。

 「最近はあまりリズムが良くない。自分のアピールポイントは特に思いつきません」と悩ましい表情を浮かべる。

 それでも「エンジンが出ていれば思い描くレースはできます。もう少し調整などをしっかり合わせていきたい。エンジン出しが安定すれば」と前向きに語った。

 思えば22年7月から1年間はA1級を務めた期間もあった。16年12月、地元尼崎では3コース捲りで初V。22年6月、からつで捲り差しV、翌月の平和島は3コース捲りでVと、イン以外で3Vと地力の高さは証明済みだ。

 今回は休み明け3節目で着が振るわない。ただ、熱心にエンジンと向き合っていた。厳しい状況でも調整の手を緩めることはない。きっと、かつての輝きを取り戻す日は来る。

 ◇加藤 翔馬(かとう・しょうま)1997年(平9)5月9日生まれ、兵庫県出身の27歳。兵庫支部所属。2013年11月、115期生として尼崎でデビュー。16年12月の尼崎で初優出初V。通算1838戦293勝、28優出3V。1メートル72。血液型A。