日本代表をかけた最後の戦いがいよいよ開幕「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」ブレイキン

AI要約

2024年のパリオリンピックで注目されているブレイキン競技の世界最終予選「オリンピック予選シリーズ」が開催される。

出場枠は男女各16名で、現時点では7名が出場を確定しており、残りの枠はOQSによって決定される。

日本からも優秀な選手が多数参加し、競技レベルの高さを世界に示している。

日本代表をかけた最後の戦いがいよいよ開幕「オリンピック予選シリーズ ブダペスト大会」ブレイキン

7月26日から8月11日にかけて開催されるパリオリンピック2024。そのパリオリンピックで新種目となり注目を集めているブレイキン。日本からは、昨年のアジア大会で優勝したShigekixが既に内定を決めている。このパリオリンピックの出場権をかけた世界最終予選となる「オリンピック予選シリーズ(以下:OQS)」の二戦目、ブダペスト大会が、ハンガリー・ブダペストにて2024年6月20日(木)~6月23日(日)の4日間にわたり開催される。

パリオリンピックへの出場権は、男女各16名で各国上限は2枠。現時点では昨年の世界選手権優勝者1枠、各大陸王者の5枠が既に決定済み。そして開催国フランス1枠、国際オリンピック委員会(IOC)などが割り当てるユニバーサリティ2枠はOQS後に確定する。残る7枠は前回の上海大会と今回のOQSでの上位7人に与えられることが決まっている(順位によってポイントが与えられ2大会の合計で確定する)。予選大会を通じてOQSの出場資格を得たファイナリストは世界で40名(男女それぞれ)。日本人選手は、この数年間でオリンピックフォーマットの大会において数多くの好成績を残しており、男女共にオリンピック出場への期待が高い。

約1ヶ月前となる5月16日(木)~5月19日(日)の4日間にわたって開催された上海大会では、男子女子共に日本ブレイキンシーンのレベルの高さを世界に示す結果となった。

女子は、出場全選手がTOP4に進出、決勝戦はAmiとAyumiの日本人対決となった。Rikoも3位決定戦を制し、世界のTOP1、2、3が全て日本人という快挙であった。

男子も出場全選手がTOP8へ進出。Hiro10は準決勝で優勝したオランダのLeeに惜しくも敗れるものの、3位決定戦で世界タイトルを数多く持つ韓国レジェンドであるHongtenに勝利し、第3位に輝いた。Issinも最終順位を7位とし、今回のブダペスト大会でパリオリンピックの代表入りを狙える位置につけている。