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種牡馬マテラスカイが結腸捻転のため10歳で急死 武豊騎手と重賞2勝のJRAレコードホルダー
マテラスカイは武豊騎手とのコンビで重賞2勝を挙げ、種牡馬として供用されていたが、急死した。
マテラスカイはダート短距離路線で活躍し、JRAレコードも持っていた。
供用開始から3シーズンで多くの交配を行い、早世したが傑出した産駒を期待されていた。
![種牡馬マテラスカイが結腸捻転のため10歳で急死 武豊騎手と重賞2勝のJRAレコードホルダー](/img/article/20240617/667013bf7bedf.jpg)
武豊騎手とのコンビで重賞2勝を挙げ、22年から種牡馬として供用されていたマテラスカイ(父スペイツタウン)が6月16日午前7時に、結腸捻転のため急死した。10歳だった。17日、けい養先のブリーダーズスタリオンステーションが公式ホームページで発表した。
マテラスカイは16年9月に栗東・森秀行厩舎からデビュー。ダート短距離路線で頭角を現し、18年プロキオンS・G3で重賞初制覇を果たした。なお、このときの勝ち時計1分20秒3(中京、不良)は、ダート1400メートルのJRAレコードとして残っている。19年にはドバイ・ゴールデンシャヒーンで2着と健闘し、クラスターC・交流G3を制した。
22年の供用開始から、3シーズンで128頭、134頭、95頭と交配していた人気種牡馬。ホームページでは「マテラスカイの早世はあまりにも残念ではございますが、今後は本馬の傑出したスピードとスプリント能力を受け継いだ産駒たちに、彼の成しえなかった夢を託したいと思います」と哀悼の意が表された。なお、初年度産駒は25年にデビューする予定。