大谷翔平、4打席目四球で2戦連続出塁…山本由伸は右上腕張りで緊急降板

AI要約

大谷翔平投手はロイヤルズ戦で4打席に立ち、4打席目で四球を選んで2試合連続の出塁を果たした。

前日の試合で安打を放ち、最近の好調ぶりをアピールした大谷は、2試合ぶりの安打を記録した。

代役として登板した山本由伸投手は1安打無失点で緊急降板となったが、移籍後最速を記録した試合からの疲労も考慮された。

大谷翔平、4打席目四球で2戦連続出塁…山本由伸は右上腕張りで緊急降板

◆米大リーグ ドジャース―ロイヤルズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3打席目まで3打席連続の内野ゴロに倒れ、5点を追う7回2死一塁の4打席目は、3番手左腕・ロングと対戦して四球を選び、2試合連続の出塁とした。

 ロイヤルズの先発はセス・ルーゴ投手(34)。試合前の時点で、リーグ最多でメジャー9年目にして自己最多をすでに更新する9勝(2敗)を挙げ、防御率2・36と安定感を見せているベテラン右腕だ。大谷は昨年対戦して3打数無安打と抑え込まれた。初回無死一塁の1打席目は、初球に反応したが、二併打。3回2死の2打席目は二ゴロ、5回1死走者なしの3打席目は、打席中にオルガンで人気ドラマ「VIVANT」のテーマ曲も演奏されたが一ゴロに倒れた。

 11、12日(同12、13日)の本拠地・レンジャーズ戦で2試合連続本塁打を放った大谷は、前日14日(同15日)の同カードで4打数2安打。2試合ぶりの安打、8試合ぶりのマルチ安打をマークした。試合前にロバーツ監督が「より強くボールを捉えるようになった。体の状態もよくなって、いい兆候がたくさんある」と予言していたとおりに、2試合ぶりの安打を放った。

 先発した山本由伸投手(25)は、2回28球で1安打無失点ながら右上腕の張りで緊急降板。7日(同8日)の敵地・ヤンキース戦ではメジャー移籍後最速となる98・4マイル(約158・4キロ)をマークしたが、この試合の最速は95・9マイル(約154・3キロ)。直近4登板連続で100球を超えていたことから疲労を考慮して中7日での登板だったが、マウンドを降りた。