【オートレース】森且行4着で準決勝へ「全体的にはいい」調整&練習は続く~川口オート

AI要約

オートレーサーの森且行が地元シリーズの第10レースに挑むも、4着でゴール。状況を振り返りつつ、次の調整に着手する様子。

森はエンジン調整の難しさを語りつつ、次戦への意気込みを見せる。

疲労困憊しながらも、タイヤの確認を怠らず、翌日の練習に向け準備を進める森の姿。

【オートレース】森且行4着で準決勝へ「全体的にはいい」調整&練習は続く~川口オート

 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は14日、埼玉県川口オートレース場で開催された地元シリーズの2日目・第10レース「準々決勝戦A」に出走。初日レースで上位着順に入った好調メンバー8人の対戦となった。森は5枠から好ダッシュで飛び出すと、道中も悪くない足色で前を追って行ったが、最後は4着でゴール線を通過した。1着ゴールを決めたのは五十嵐一夫だった。

 ロッカーへ戻って来た森は、大粒の汗をしたたらせながら、まずは業界の大レジェンド、御年75歳の篠崎実に「タイヤはいいんですが、手前が付いて行かなかったんですよ!」とマシン状態を報告した。(写真参照)

 そして、集まった記者の前に立って戦況を振り返った。「いやあ、暑い、アツイよ~。エンジンはね、一年に一度ぐらいしかやらない電気位置の調整をしたら先に行きすぎて、手前が全然なくなっちゃったよ。う~ん、あまりやらない電気の調整なんてやるもんじゃないね(苦笑い)。僕には向いていないなあ。でも、全体的にはいいんだよ。スタートもタイミングを攻めていないのに行けたからね」

 コメントを残し終えると、「フウッ~」と大きくため息を付きながら、「じゃあ、今度はガスでも調整してみるかあ。そして、練習だね。これから練習に行っちゃいましょうかね。でもなあ、今日はもう疲れ切っているよ~」と苦笑いを浮かべながら、タイヤの確認に入った。

 午前中から丁寧に調整を続けて、タフな本番を走り終えて、すぐさま練習の準備に取りかかる。そりゃあ、お疲れにもなりますよね。オートレーサーにとって、勝利こそが最高の疲労回復剤だと思うので、3日目の「準決勝戦」ではぜひ先頭ゴールを果たして、たまった疲労を解放してください。