大谷翔平が完全に壊された!縦変化112センチのナックルカーブに“腰砕け”で球場騒然

AI要約

大谷翔平が3試合連続本塁打を打てず、5試合ぶりにノーヒットに終わる。

8回に逆転のチャンスで空振り三振を喫し、フォームを崩される。

ナックルカーブを空振りする44インチの大きな縦変化量に苦しむ。

大谷翔平が完全に壊された!縦変化112センチのナックルカーブに“腰砕け”で球場騒然

【MLB】ドジャース1-3レンジャーズ(6月13日・日本時間14日/ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、4打数無安打1三振と、期待された3試合連続本塁打は出ず、5試合ぶりにノーヒットに終わった。2点を追う8回には1死一、二塁と一発出れば逆転というチャンスで第4打席を迎えたが、39歳のベテラン右腕・ロバートソンの前に空振り三振。縦変化量が112センチという大きなナックルカーブの前に、完全にフォームを崩されてしまった。

 前々日には飛距離132メートルの特大16号、前日にも2試合連発の17号と、いよいよ上昇ムードを漂わせていた大谷が、完全に壊された。第1打席から第3打席までは、エンゼルス時代にチームメイトでもあった先発ロレンゼンの前に3打席凡退。それでも8回に迎えた第4打席は1死一、二塁と3試合連発の一発が出ればたちまち逆転という絶好機だった。

 この打席で対戦したロバートソンは、前夜にも三振を奪われていた。2日続けて同じ相手にやられるわけにはいかないところ、初球は内角を見逃してストライク。2球目は高めに手が出てファウルと、わずか2球で追い込まれた。大谷の頭の中にも、ロバートソンの決め球であるナックルカーブは頭に入っていただろうが3球目、まさにそのナックルカーブが真ん中低めに来ると、ホームベース手前でワンバウンドしたにもかかわらず、思わず振ってしまい空振り三振。そのフォームは完全にタイミングを外され、腰砕けのような感じにもなっていた。

 大谷がつい振ってしまったナックルカーブは、縦変化量が実に44インチ(約112センチ)という大きなもの。仮に大谷がベストな状態でも、どこまでしっかりミートできたかわからないといった代物だ。なおベッツ、大谷に続きフリーマンも空振り三振。2夜連続でMVPトリオが3者連続三振するという事態に、球場もどよめきが止まらなかった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)