パリーニャをめぐるクラブ間交渉が難航 バイエルンの二度目のオファー提示もフラムが拒否

AI要約

バイエルン・ミュンヘンは、フラムのMFジョアン・パリーニャの獲得を目指しているが、交渉は難航している。

バイエルンは移籍金を引き上げてもフラムの要求に応じられず、市場価値に近い金額を提示する必要がある。

今後の交渉の行方が注目される。

パリーニャをめぐるクラブ間交渉が難航 バイエルンの二度目のオファー提示もフラムが拒否

バイエルン・ミュンヘンは、昨年に続いて今年もフラムのMFジョアン・パリーニャの獲得を目指している。2022年夏にポルトガルのスポルティングCPからフラムに加入したこのポルトガル人は、今季もフラムで公式戦39試合に出場するなど、同クラブにとって欠くことのできないキープレイヤーだ。

今月上旬にはパリーニャとバイエルンが口頭で個人合意に達したとドイツメディア『SKY Sport』が報じるなど、パリーニャの1年越しのバイエルン加入は実現間近と見られていた。

しかし、イギリスメディア『SKY』が報じたところによると、パリーニャをめぐるフラムとバイエルンのクラブ間交渉は難航しているようだ。

2028年6月末までフラムとの契約が残っているパリーニャを獲得するために、バイエルンは当初4000万ユーロ(約67億円)を移籍金としてフラムに提示したが、フラムはこのオファーを拒否。そして、両クラブは12日(現地時間)にも交渉の場を設け、その際にバイエルンは移籍金を4700万ユーロ(約79億円)まで引き上げたオファーを再提示したものの、これもフラムは拒否したという。

選手の市場価値を独自に算出している専門サイト『transfermarkt.de』では、パリーニャの市場価値は5500万ユーロ(約93億円)となっていて、フラムとの交渉を成立させるためには、バイエルンがこの金額に近い移籍金を提示する必要がありそうだ。

果たして交渉はどのような結末を迎えるのだろうか。