大坂が芝初戦で快勝、第4シード寄せつけず リベマOP

AI要約

大坂なおみがリベマ・オープンで大会第4シードを下し、グラスコートシーズンの好スタートを切る。

大坂は芝の経験はあまりないが、2セットで勝利し、次の試合へと進む。

大坂は全仏オープンでイガ・シフィオンテクと激しい試合を繰り広げ、プレーの楽しさを感じる。

【AFP=時事】テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は11日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-4のストレートで大会第4シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を下し、見事なグラス(芝)コートシーズンの滑り出しを切った。

 四大大会(グランドスラム)4勝を挙げている大坂は序盤から相手を圧倒し、2回のブレークを奪うと自身のサービスゲームは着実にキープし、1セットを先行した。第2セットはお互いがサービスキープを続ける競った展開になったが、第10ゲームにネットに当たって入る幸運なショットと力強いストローク2本でマッチポイント2本を握り、そのうち1本目を獲得して勝利した。

 大坂は試合後、「前に芝でプレーしたのは4年か5年前だと思うけど、ここへ来られてすごくワクワクしている」と喜び、「芝の経験はあまりないが、2セットで締めることができてとてもうれしい」と続けた。

 大坂のグランドスラム4勝は全米オープン(US Open Tennis Championships)と全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)で挙げたもので、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)では3回戦を突破したことがない。

 リベマ・オープン2回戦ではスーザン・ラメンス(Suzan Lamens、オランダ)と対戦する。

 初戦の大坂はリラックスしている様子で、コートチェンジの際に音楽に合わせて踊ったり、客席のチームメンバーと冗談を交わしたりしていた。大坂は「すべてのポイントをできる限り大事にしたし、その結果、一歩一歩進んでいければと考えている。とても幸せを感じるし、雰囲気もすごくよかった」話した。

 全仏オープンテニス(French Open 2024)では、3連覇を果たした世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を一番追い詰めたのは大坂だった。大坂は「イガとの試合はプレーしているだけですごく楽しかった。いいプレーができている感触があったから、ああいう競った試合をする必要がある」とコメントした。【翻訳編集】 AFPBB News