途中投入で2年ぶりA代表出場のGK谷晃生「常にスイッチを切らさずにやっていた」

AI要約

日本代表GK谷晃生(町田)がシリア戦で代表復帰し、無失点のまま試合を終えた。

谷は2年ぶりの代表出場であり、日本代表チームの経験を積んでいる。

谷はチームメイトとともに、アクシデントに備えながら集中力を保ち、プレッシャーを感じることなくプレーした。

途中投入で2年ぶりA代表出場のGK谷晃生「常にスイッチを切らさずにやっていた」

[6.11 W杯アジア2次予選 日本 5-0 シリア Eピース]

 日本代表GK谷晃生(町田)はシリア戦の後半31分、GK大迫敬介との交代で途中出場。A代表デビューを果たした2022年7月のEAFF E-1選手権・韓国戦(◯3-0)以来約2年ぶりの代表戦出場となった。

 森保一監督がアクシデント以外で試合途中にGKを交代するのは昨年11月のW杯2次予選・ミャンマー戦で大迫に代わってGK前川黛也(神戸)を入れて以来2回目。より多くのGKに場数を積ませることに加え、将来的なアクシデントに備えるためとみられ、谷は「これもいい経験かなと思う」と振り返った。

 日本代表は今大会で無失点を続けていたため「そのプレッシャーもあった」と谷。それでも「アクシデントがあった時に行ける準備は常にしていた。常にスイッチを切らさずにやっていた」との言葉どおりに集中力を発揮し、「変な難しさを感じなかった」というDF冨安健洋(アーセナル)ら東京五輪世代の最終ラインとともに無失点のまま試合を終えた。

 今回は谷にとって、昨年3月以来1年3か月ぶりの日本代表活動。前川、大迫とのGKチームで厳しいミャンマー遠征を含めた9日間を終え、「刺激を受けたし、トレーニングの中でも刺激を受ける。代表期間外でも刺激を受けているので一緒にトレーニングできたり、共にプレーできて良かった」と振り返った。