ノイアーを呼ぶべきではなかった?元ドイツ代表GKがナーゲルスマン監督の判断に疑問「マヌエルはもはや…」

AI要約

元ドイツ代表GKのウリ・シュタイン氏は、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーに疑問を持っている。

ノイアーが以前の安定感を見せていないことに加え、選手の選択についての議論がある。

シュタイン氏はノイアーが適切なプレーができていないと指摘し、他のGK選手のポジションにも問題があると述べている。

ノイアーを呼ぶべきではなかった?元ドイツ代表GKがナーゲルスマン監督の判断に疑問「マヌエルはもはや…」

元ドイツ代表GKのウリ・シュタイン氏は、バイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーを正守護神とする判断に疑問を抱くようだ。ドイツ誌『キッカー』のコラムで自身の見解を述べた。

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は今年3月の代表ウィークを前にノイアーを自国開催のEUROでの正守護神に指名。しかし、2022年のカタール・ワールドカップ直後のオフ中に重傷を負った現在38歳のGKは昨年10月に復帰してから以前の安定感を見せられていないと言われ、『キッカー』が先日実施した10万人以上が参加したアンケートでも82%がバルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンをドイツ代表の正GKにすべきと回答していた。

シュタイン氏は、「GKは人間で、人間はミスを犯す」としながらも、「しかし、マヌエル・ノイアーのミスの繰り返しは考えさせるものがある。マヌエルはもはや以前の彼ではない。そして、彼は最近のバイエルンや代表での試合に限らずしばらく前から、カタールW杯、ひょっとしたら2018年のロシアW杯から議論の余地を残していると言えるかもしれない」と指摘。このように続けた。

「ユリアン・ナーゲルスマンが早すぎる決断で、自ら招いた問題だ。ノイアーを連れていくのなら、プレーさせなければならない。だが、彼は競技の観点から、その判断を正当化することはできない」

「30歳を超えたGKには負傷を免れる運も必要だ。マヌエルにはその運がなかった。GKとしての自身のプロセスを信じさせ、安定感につながるいつもの練習と試合のリズムが、彼には長い間なかった。そして、それが今の彼のパフォーマンスに表れている」

シュタイン氏はさらにナーゲルスマン監督が27歳と唯一の20代のGKだったアレクサンダー・ニューベル(シュトゥットガルト)をチームから外す判断にも首を傾げている。GKはノイアーや32歳のテア・シュテーゲンのほか、34歳のオリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)がメンバー入りしたことについてこう綴っている。

「私はGKポジションに関する決断は理解できない。“未来の男“であるかもしれないアレクサンダー・ニューベルに大会の空気を味わせないことも。一方で、おそらく代表での大きなキャリアが待っていないオリヴァー・バウマンがそこにいる…」