【DeNA】「密度の濃い時間」送った度会隆輝、1カ月ぶり1軍で即2点適時三塁打&ヘッスラ

AI要約

DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手が1軍復帰戦で2点適時三塁打を含む輝かしい活躍を見せる。

度会は1軍から一時抹消されていたが、イースタン・リーグで好成績を収めて復帰し、期待通りのパフォーマンスを見せる。

三浦監督も度会の活躍を評価し、チームにとっての起爆剤となることを期待している。

【DeNA】「密度の濃い時間」送った度会隆輝、1カ月ぶり1軍で即2点適時三塁打&ヘッスラ

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ-DeNA>◇11日◇ZOZOマリン

 DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が、約1カ月ぶりの1軍の打席でいきなり輝いた。1点リードの無死一、三塁、ロッテ小島の内角高め直球にうまく肘をたたんで振り抜いた。打球はぐんぐん伸びて右中間を破る2点適時三塁打。渾身(こんしん)のヘッドスライディングを見せると、目の前の三塁側ベンチに何度も、何度もガッツポーズで感情を爆発させた。

 この日、約1カ月ぶりに1軍に復帰。千葉・市川出身の度会にとっては地元凱旋(がいせん)にもなった。試合前には2軍調整の時間に「しっかりと密度の濃い時間、充実した毎日を送れたので自分のためになったと思います」と話していた通り、即結果につなげた。

 セ・リーグでは史上初となる開幕戦から2試合連続本塁打の鮮やかなデビューを飾ったが、打率2割3分1厘、3本塁打、11打点と徐々に苦しみ、5月16日に出場選手登録を抹消された。

 イースタン・リーグでは打率3割3分4厘、1本塁打、8打点とアピールし、守備では中堅も守った。三浦監督はこの日、「改善できつつある部分もある。ここがゴールじゃないですから。初めてのファームでいろいろ経験しながらやってきてもらいました。起爆剤になってもらえれば」と期待を込めていたが、その期待通りの活躍でチームにリードをもたらした。