元レペゼン・DJ銀太が北九州下関の「一日監督」、ヘッスラで球場沸かす　試合も勝利【ヤマエグループ九州アジアリーグ】

6月9日（日）　ヤマエグループ九州アジアリーグ試合結果

北九州下関フェニックス　9対7　宮崎サンシャインズ

宮崎：●金丸、有水、力丸、木山ー福井、豊浦

北九州下関：松本、〇荒巻、勝野、S 行木ー宮本

本塁打：大豊（宮）

　音楽グループRepezen Foxx（レペゼンフォックス）のDJだったGINTAが北九州下関の一日監督を務めることで注目を集めた試合は入場時間前にファンが列をつくり登場を待ちわびるにぎわいを見せた。

　試合は初回から動く。宮崎・糟谷がセンターへのヒットを放つと、続く杉も相手ピッチャーのフィルダースチョイスの間に出塁する。続く筒井は送りバントを成功させ二、三塁とすると、6番福田虎がライトへのタイムリーヒットで1点を先制。

　先制した宮崎は2回表、9番目黒がレフトへのヒットで出塁すると、続く糟谷もライトへのヒットで出塁。続く杉はライトへのタイムリーヒットを放ち1点を追加。続く筒井もセンターへのタイムリーヒットで3点目をマークした。

　3点を失った北九州下関は3回裏、1番横山がレフトへのヒットで出塁すると、続く平間はサードへのバントヒットで出塁し、その間の相手サードのエラーにより1点を返す。続く宮原もセカンドへの内野安打で出塁し、続く和希はライトへのタイムリーヒットを放ち1点を追加。続く吉岡はスクイズを成功させ、さらに1点を追加し、同点に追いつく。

　勝ち越したい北九州下関は4回裏、先頭の鈴木がレフトへのツーベースヒットを放つと、続く河野はサードへのバントヒットで出塁する。3番宮原はライトへの犠牲フライを打ち上げ、勝ち越しに成功する。続く和希はレフトへのタイムリーヒットを放ちリードを2点に広げる。

　さらに北九州下関は6回裏、宮本、漁野にタイムリーヒットが出て4点を追加。リードを6点に広げる。

　7回表、宮崎・大豊に第1号ホームランが飛び出し、1点を返す。

　7回裏、1アウトから北九州下関・横山に代わって、GINTA監督が自ら打席へ向かう。1球目を見送りボール。2球目、サードゴロを放ちヘッドスライディングするもアウト。しかし会場を大きく沸かせた。

　5点を追う宮崎は9回、最後の攻撃。杉、筒井が四球で出塁すると、続く野田はレフトへのヒットを放ち満塁とする。6番福田虎は四球を選び1点を返す。ここで北九州下関はピッチャーを4番手・行木に代わる。7番・藤原はサードゴロに倒れるもその間にランナーが生還し1点を返す。続く途中出場の豊浦もサードゴロに倒れるもその間にランナーが生還し3点目を返す。しかし、続く目黒は空振り三振に倒れゲームセット。

　宮崎は2点差に詰め寄ったが、あと一歩届かなかった。

　試合後のヒーローインタビューにもGINTA監督が登場。今後も野球に関わりたいと語った。