怒号も飛び交う物議のPK判定…水戸が公式声明「JFA審判委員会へ意見書を提出いたしました」

AI要約

水戸ホーリーホックがV・ファーレン長崎とのJ2試合で、PK判定によって逆転負けを喫したことについてクラブ公式サイトで声明を発表。

小島耕代表取締役がJFA審判委員会に意見書を提出し、回答を要請。VARの導入が求められる状況について問題提起。

今後の進展については迅速に共有する姿勢を示し、ファンや関係者に対する誠実な対応をアピール。

怒号も飛び交う物議のPK判定…水戸が公式声明「JFA審判委員会へ意見書を提出いたしました」

 水戸ホーリーホックは8日、クラブ公式サイトで「水戸ホーリーホックに関わるすべての皆様へ」と題し、代表取締役の小島耕氏による声明を発表した。

 水戸は2日にホームで行われたJ2第18節でV・ファーレン長崎と対戦。2-2で迎えた後半アディショナルタイム6分、長崎MFマテウス・ジェズスがペナルティエリア内で水戸MF前田椋介のスライディングを受けて倒れるが、ファウルの笛はならなかった。

 ところが主審は数分間の話し合いなどを経て、PK判定に変更。怒号が飛び交うなど、会場は騒然となった。そして後半アディショナルタイム13分、このPKをFWフアンマ・デルガドが決め、長崎が3-2と逆転。敵地で勝ち点3を手にした。

 VARがないJ2で起きた同事象について、小島氏は「6月4日にJFA審判委員会へ意見書を提出いたしました」と報告。JFA審判委員会にクラブとしての見解を伝え、正式な回答を要請しているという。「今後回答等の進捗があった際には、早急に皆さまに共有させていただきます」とした。