イングランド、ホームでアイスランドに0-1敗戦 枠内シュート1本、8万人ブーイング響く

AI要約

イングランドがアイスランドに0-1で敗れ、欧州選手権前最後の試合を落とす。

イングランドは決定機を逃し、アイスランドの速攻から失点し、ウェンブリーではブーイングが響いた。

指揮官はパフォーマンスの不十分さを認めつつ、修正できる点を見つけ本番に備える姿勢を見せる。

<国際親善試合:イングランド0-1アイスランド>◇7日◇ロンドン・ウェンブリー競技場

 サッカーの国際親善試合は7日、各地で行われ、イングランドがホームでアイスランドに0-1で敗れた。14日に開幕する欧州選手権前最後の試合を勝利で飾ることはできず、約8万人で埋まった聖地ウェンブリーはブーイングが響いた。

 欧州選手権で優勝候補に挙げられるFIFAランキング4位のイングランドは、同72位のアイスランドに枠内シュート1本のみに止まった。FWケーン(バイエルン・ミュンヘン)とFWフォーデン(マンチェスター・シティー)が決定機でシュートミスをするなど、ことごとく枠を外れた。

 前半12分に相手の速攻から失点。対応したDFストーンズ(マンチェスター・シティー)の守備が甘く、アイスランドのMFソルステインソン(ルーベン)にカットインから右足でゴールを許した。その主力センターバックは前半に足首を痛め、ハーフタイムに交代。サウスゲート監督は「おそらく大丈夫だと思う。危険を冒したくなかった」と説明した。

 16日に欧州選手権1次リーグ初戦でセルビアと対戦。指揮官は「多くのことを学んだ。パフォーマンスが十分でなかったことは分かっている。明らかにまとまりがなく、気概を見せられなかった」としつつも「全てが悪かったわけではない。結果については言い訳できないが、修正できる」と本番を見据えた。