八千代ボーイズ、5年ぶり2度目の選手権大会出場決めた 小川が完投! 4番抜てき佐々木がV打!!

AI要約

八千代ボーイズが成田ボーイズを破り、第55回日本少年野球選手権大会の千葉県支部予選で決勝進出を果たした。

八千代の5年ぶり2度目の出場が決定し、京葉ボーイズとの決勝で全国大会への出場権をかける。

準々決勝での勝利やダブル左腕の投手陣、そして打者佐々木の活躍などが話題となっている。

八千代ボーイズ、5年ぶり2度目の選手権大会出場決めた 小川が完投! 4番抜てき佐々木がV打!!

◆ナガセケンコー旗杯争奪 第55回日本少年野球選手権大会 千葉県支部予選 ▽準決勝 八千代ボーイズ7―2成田ボーイズ(6月2日・八千代習志野ボールパーク)

 夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の支部予選が各地で行われた。千葉の準決勝では八千代ボーイズが成田ボーイズに快勝し決勝進出。関東ボーイズリーグ大会優勝で東日本ブロック推薦での出場が決まっている京葉ボーイズも決勝に進出したため、八千代の5年ぶり2度目の出場が決まった。

  ※  ※  ※

 慣れ親しんだホームグラウンドで全国大会出場を決めた。井上主将は「正直にうれしいです」と喜びをかみしめた。

 先発・植村、抑え・小川のダブル左腕の盤石な継投で勝ち上がってきた。準々決勝で強豪・松戸中央を撃破も、植村が体調不良でベンチ入りを外れる逆境の中、小川が好投した。「昨年10月以来の先発でしたが、バックを信じて打たせて取りました。ストレートで押しました」初回に失策がらみで2失点も尻上がりに調子を上げ、投げきった。

 打のヒーローは佐々木だ。7番から4番に昇格し、初回2死三塁で右中間に先制三塁打。同点の4回2死満塁でも右中間に走者一掃の勝ち越し三塁打を放った。岩田智信監督(57)が「最近調子を上げている」と決断。「昨日、4番だと聞いて緊張して寝られなかった。音楽を聴きながら“寝落ち”しました」と笑う長距離砲は、初回のタイムリーでご機嫌。「今日は“お前の日”だ」との指揮官の声に「打てる気しかしませんでした」と決勝打に笑顔だ。

 5年ぶりの選手権大会出場。その年も京葉が推薦出場した。「5年前もダブルエースがいた。似ていますね」と岩田監督。決勝は京葉と対戦。「相手は強いけれど勝ちます」と井上主将。支部代表として全国へ乗り込むつもりだ。

【八千代ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※井上陽太、福本奏真、宮谷俊、佐々木陸人、島原悠治、田邉颯大、岡智輝、河島七飛、金坂竜一郎、戸嶋優、小川叶希、益子澪、楠莉空、三浦大和、植村颯太、藤井湊右、谷口堅心

 ▽2年生 峰和虎、塚本凌平、黒田琉斗、道川陽向、坂本颯、平楓吾、寺中陸斗