阪神・岡田監督が異例の緊急ミーティング 原点の堅実な攻めが機能し“快幕”

AI要約

岡田監督が異例の緊急ミーティングを開いて打線奮起を促し、チームが堅実な攻めで勝利を収める

メッセージが選手に響いたことで流れが変わり、再出発の兆しを見せる

指揮官の期待通りにプレーを続けることで、チームがリセットし良い方向に進む可能性が見えてくる

阪神・岡田監督が異例の緊急ミーティング 原点の堅実な攻めが機能し“快幕”

 ◇交流戦 阪神5-1西武(2024年6月7日 甲子園)

 「普段通り」が崩れることを嫌う岡田監督が、異例の緊急ミーティングを開いた。

 5月25日時点で最大7あった貯金が消滅した前日6日の楽天戦後に語った「明日(7日)から開幕」という言葉とリンクする“出陣式”で練習前にクラブハウスに首脳陣と野手を集め、打線奮起を求めてハッパを掛けた。スピーチの内容について、森下は「新たに仕切り直してここから頑張っていこうということ」と説明した。

 メッセージが響いたか、原点の堅実な攻めが機能した。3度の犠打が全て得点につながり、2回は木浪、6回は森下の内野ゴロの間に得点を挙げた。“キッチリ野球”で再出発した指揮官は「こういうのを繰り返せば流れはこっちに来るんじゃないか」とうなずいた。