今季6度目の4連敗… 西武・渡辺監督代行「勝ちたい気持ちがもう少し出れば…」 打線と中継ぎに奮起求める

AI要約

西武は6度目の4連敗を喫し、渡辺久信監督代行が打線と中継ぎの奮起を求める。

40歳の栗山巧と中村剛也がスタメンで出場するも1安打に抑えられる。

7回のチャンスを逃し、8回に追加点を許しブルペン陣も課題が残る。渡辺監督代行は勝利を期待する。

今季6度目の4連敗… 西武・渡辺監督代行「勝ちたい気持ちがもう少し出れば…」 打線と中継ぎに奮起求める

 ◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3-1西武(6日、神宮)

 今季6度目の4連敗を喫した西武の渡辺久信監督代行が3安打1得点に終わった打線と中継ぎの奮起を求めた。

 DH制のないセ・リーグ主催の試合で40歳の栗山巧と中村剛也が守備に就き、スタメンで出場。経験豊富な主軸に期待したが、栗山の1安打のみに抑えられた。

 2点を追う7回に先頭の山野辺翔が左中間を破る二塁打を放ち、栗山と中村剛の連続四球で無死満塁。一打逆転の絶好機となったが岸が、空振り三振に倒れると、蛭間拓哉の遊ゴロが併殺を免れる間に1点を返すのがやっと。なおも2死一、三塁で代打佐藤龍世が空振り三振に倒れた。

 渡辺監督代行は「ヒット3本だったんでね…」と悔しがりつつ「ランナーが出てくれればチャンスをつくっていける。そういう展開はずっときている。とにかくチャンスをつくること。チャンスをつくれば何とかなる」と顔を上げた。

 奮起を求めたのは打線だけではなかった。7回に1点差まで詰め寄ったが、8回に松本航がホセ・オスナの左前適時打で追加点を許し、流れを手放した。5日も平井克典や上田大河が被弾するなど、ブルペン陣は6試合連続で失点している。渡辺監督代行は「中継ぎもしっかり仕事をしてもらわないと、流れがなかなかこっちに来ない。そういう試合が続いている」と厳しい表情だ。

 7日からは甲子園で阪神3連戦となる。「勝ちたい気持ちがもう少し出れば、またちょっと変わってくると思っている」と選手の奮闘に期待した。