WRC・勝田貴元「かなり不満、課題が残った」第6戦イタリアラリー総括「ドライビングもクルマもうまく合わせ込めず…」

AI要約

トヨタガズーレーシングからWRCにフル参戦する勝田貴元がイタリアラリーを振り返り、満足できず不満が残ると述べた。

ギアボックス破損により2日目にはデーリタイアし、最終日に再出走しても思うようにプッシュできず、結果に納得いかなかった。

競技区間の最後には先頭走行中だったオジエが逆転負けし、ラリーの難しさを感じる場面もあった。

WRC・勝田貴元「かなり不満、課題が残った」第6戦イタリアラリー総括「ドライビングもクルマもうまく合わせ込めず…」

 世界ラリー選手権(WRC)にトヨタガズーレーシング(TGR)からフル参戦する勝田貴元が4日、オンラインで会見。第6戦イタリアラリー(5月31日~6月2日)を「ドライビングもクルマもうまく合わせ込めず、かなり不満、課題が残った」と総括した。

 2日目にギアボックス破損でデーリタイア。最終日に再出走し、日曜日だけの成績「スーパーサンデー」6番手などでポイントを稼ぐも、「思うようにプッシュできなかった。満足できない」と厳しい評価に終始した。

 最後の競技区間では、トップだった同僚セバスチャン・オジエが6秒以上の差を逆転負け。ゴール地点で他の選手たちと一緒に眺めていた勝田は「みんなビックリ。最後まで何が起こるか分からない、ラリーの難しさを見た」と驚きを口にした。 (小林孝一郎)