柏FW細谷真大「自分が点を取らないと勝ちきれる試合も少なくなる」…米国遠征前最後の試合は不発

AI要約

柏は2試合連続の複数失点で2連敗。FW細谷真大は無得点で終わり、米国遠征に向けて弾みをつけることはできなかった。

細谷は点を取らないと勝ちきれない試合が少なくなると語り、エースとしての責任感を口にした。

細谷は劣悪なピッチコンディションに苦しみながらも、米国との親善試合に向けて意気込んでいる。

柏FW細谷真大「自分が点を取らないと勝ちきれる試合も少なくなる」…米国遠征前最後の試合は不発

◆明治安田J1リーグ ▽第17節 柏0―2福岡(2日・三協F柏)

 柏は2試合連続の複数失点で2連敗。フル出場したFW細谷真大は無得点で終わり、U―23代表の米国遠征へ向けて弾みをつけることはできなかった。

 前半13分、MFマテウスサビオのパスで裏に抜け出しループシュートを放ったが、「(相手GKに)読まれた」とゴールには至らず。「勝ちきりたかった試合だった」と悔しさを見せた。

 15日の湘南戦(2〇1)では今季初ゴールを決めて「これから量産していきたい」と語っていたが、なかなかその後が続かない。「自分が点を取らないと勝ちきれる試合も少なくなる。前半いい入りもできたので、そこで1点欲しかった」とエースとしての責任感を口にした。

 試合前の大雨により、ピッチの一部には水たまりができるなど劣悪なコンディションでプレーしたこの試合。ボールは止まり、バウンドするたびに水しぶきが上がった状態について「やっぱり難しかった」と吐露したが、「自分たちの予測も含めてもっと早く準備しておけばよかった」と甘さを反省した。

 3日には米国との親善試合に向けて出発する。パリ五輪の枠は今回の遠征メンバーの25人から18人に減り、競争はますます激化していくことが予想される。「(五輪本番前の)最後のテストマッチ。チームとしても勝ちにこだわって、自分自身もしっかりアピールしていけたら」と意気込んだ。