ポプラの大木倒れ女子児童がけが 市有施設の全ての樹木の緊急点検実施へ 指定管理者が3月下旬までには倒れた木が傾いているのを確認 管理の問題点も調査

AI要約

湯本市長は、ポプラの木が倒れ小学生がケガした公園事故を受け、市内の全樹木の緊急点検を行うことを表明。

市長は責任を取り、事故に関わった児童や来場者に謝罪。

市はポプラ4本を伐採し、他の施設でも樹木医による点検を実施予定。

ポプラの大木倒れ女子児童がけが 市有施設の全ての樹木の緊急点検実施へ 指定管理者が3月下旬までには倒れた木が傾いているのを確認 管理の問題点も調査

中野市の公園で、ポプラの木が倒れ、小学生がケガをした事故を受けて、湯本市長は30日、市の施設にある全ての樹木について緊急点検を行うことを明らかにしました。

湯本隆英(ゆもとたかひで)市長:

「結果的な責任は全てわたくしが負うべきだと思っています」

中野市の湯本隆英市長は30日の会見で、5月25日、バラ祭りが開催されていた一本木(いっぽんぎ)公園で、ポプラの木が倒れ、小学生の女子児童が軽いけがをしたことを受け、ケガをした児童や、来場者に陳謝しました。

湯本隆英市長:

「私も現場近くにおりましたので実感として、一般の方、子どもたちの接する施設については、伐採をためらうことなくしていくつもりでいます」

市では、一本木公園内のポプラについては既に点検を行い、安全性が確保できない4本については29日に伐採し、今後、ほかの市内の施設でも樹木医による安全点検を行うとしました。

一本木公園では、指定管理者が毎日、園内の木を目視で点検し、遅くとも3月下旬の時点では、倒れた木の傾きを確認していて、管理に問題がなかったか今後市が詳しく調べることにしています。