大相撲元幕下、舞蹴が引退「今はやりきったという気持ち」 福井県出身、在位40場所で通算142勝

AI要約

西三段目16枚目の舞蹴(25)が夏場所を最後に現役を引退した。引退届を提出し、最後は日本相撲協会に正式に引退が発表された。

福井県福井市出身の舞蹴は、2017年秋場所で前相撲で初土俵を踏み、その後順調に勝ち越しを続けて幕下まで昇進した。在位40場所で通算142勝131敗の成績を残した。

舞蹴は福井新聞の取材で、「今はやりきったという気持ち」と述べており、14年半ぶりの郷土力士としての初土俵からの道のりを振り返っている。

大相撲元幕下、舞蹴が引退「今はやりきったという気持ち」 福井県出身、在位40場所で通算142勝

 大相撲元幕下で西三段目16枚目の舞蹴(25)=本名林舞蹴、福井農林高校出身、二子山部屋=が夏場所を最後に現役を引退した。既に日本相撲協会に引退届を提出しており、協会は5月29日に発表した。舞蹴は5月28日、福井新聞の取材に「今はやりきったという気持ち」と述べた。

 福井県福井市出身の舞蹴は2017年秋場所、前相撲で初土俵を踏んだ。郷土力士としては14年半ぶりとなる初土俵だった。同年11月の九州場所は西序ノ口20枚目で6勝1敗。そこから6場所連続で勝ち越すなど活躍し、19年夏場所では幕下に昇進した。在位40場所で最高位は22年春場所の東幕下29枚目。通算142勝131敗だった。