水道工事めぐる官製談合事件 一関市役所などに家宅捜索【岩手】

AI要約

一関市の水道工事をめぐる官製談合事件で、岩手県警が捜査を行い、市役所などで家宅捜索を実施しました。

元次長と元役員が官製談合防止法違反の疑いで逮捕され、疑惑として20数万円相当の接待を受けたとされています。

市長は驚きを表明し、捜査への全面的な協力を約束しています。

水道工事めぐる官製談合事件 一関市役所などに家宅捜索【岩手】

 一関市の水道工事をめぐる官製談合事件で岩手県警は28日夜、市役所などを家宅捜索し証拠書類などを押収しました。

 官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは一関市公営企業上下水道部の元次長那須野長己容疑者(59)と一関市の水道工事会社の元役員千葉敏郎容疑者(68)です。

 那須野容疑者は、2019年5月からおよそ3年間市が発注した水道工事の入札価格などを千葉容疑者に漏らし見返りとして合計20数万円相当の飲食接待などを受けた疑いが持たれています。

 一関市の佐藤善仁市長は「大変驚いている。捜査には全面的に協力する」とコメントを発表しました。