所持金たった10円…ウイスキーを万引きした疑いで53歳の男を逮捕「お酒を飲んで死のうと…素面だと踏ん切りがつかない」と話すもすでに酔った状態 北海道苫小牧市
北海道苫小牧市のコンビニで、ウイスキーを盗んだ53歳の男が逮捕された。
男は以前にも不審な動きをしたことがあり、今回も店側にマークされていた。
男は10円しか所持金がなく、「お酒を飲んで死のうと思った」と容疑を認めている。
28日午後、北海道苫小牧市のコンビニエンスストアで、ウイスキー1本を盗んだとして、53歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の53歳の男です。
この男は、28日午後7時半ごろ、苫小牧市双葉町のコンビニエンスストアでウイスキー1本(販売価格961円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男が、ウイスキーをジャンパーの袖に隠し入れたところを、従業員が目撃。
そのままレジを通さずに店を出ようとしたため、従業員が男を確保、「万引きした犯人を捕まえた」と警察に通報したということです。
男は、以前もこの店で不審な動きをしたことがあったため、店側は男をマークしていました。
今回、男が店を訪れた際には、男の動きを見張っていたということです。
男の当時の所持金は10円でした。
調べに対し、男は「お酒を飲んで死のうと思ったので盗んだ」などと話し、容疑を認めています。
また、動機については「死ぬのに素面だと踏ん切りが付かないと思った」と話していますが、犯行当時、男はすでに酒を飲んだ状態だったということです。
警察は、男の余罪を詳しく調べています。