詐欺被害防止へコンビニと連携強化 サポートポリスを任命 福島県警双葉署

AI要約

福島県警双葉署がコンビニエンスストア各店に担当警察官を配置する「コンビニサポートポリス」を導入し、署員11人が任命された。

担当警察官は各店舗ごとに指定され、地域との連携や防犯意識の向上を図る取り組みである。

式では署長が任命書を渡し、犯罪の未然防止や地域の安全を確保する重要性を強調した。

詐欺被害防止へコンビニと連携強化 サポートポリスを任命 福島県警双葉署

 福島県警双葉署は管内のコンビニエンスストア各店に担当警察官を割り当てて犯罪の未然防止を図る「コンビニサポートポリス」として署員11人を任命した。23日、同署で任命式を行い、地域の安全安心を守る誓いを新たにした。

 昨年10月に福島県内で初めて導入した制度で、管内の双葉郡8町村にあるコンビニ4社の計19店の店舗ごとに受け持ち担当の警察官を任命する。担当警察官を指定して日ごろから店との関係を構築することで連携の強化や防犯意識の高揚を目指している。

 人事異動による担当者の変更を受けて改めて任命した。式では佐久間正和署長が署員に任命書を手渡し、「県警本部では特殊詐欺の被害額減少はコンビニなど水際対策の効果と分析している。友好な関係づくりから犯罪の未然防止につなげ、地域の安全安心を確保してほしい」と述べた。

(相双版)