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地検沼津 親子2人をひき逃げした男 起訴(静岡)
沼津市でごみ出し中の親子2人がひき逃げされた事件で、86歳男性が起訴される。
被告はトラックの荷台パネルが開いた状態に気づかずひき逃げ事故を起こし、親子2人を死亡させた。
事故当時のスピードは最大時速57kmだった。
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ことし1月、沼津市でごみ出しをしていた親子2人がひき逃げされた事件で、地検沼津支部はひき逃げなどの罪で86歳の男を起訴しました。
ひき逃げと過失運転致死の罪で起訴されたのは、沼津市の販売業の男(86)です。
起訴状などによりますと、被告は、ことし1月、沼津市松長でトラックの荷台の左側パネルの施錠が壊れていたため、開かないようにチェーンで固定していたものの、走行中に開いた状態になったことに気づかず、ごみ出しをしていた親子2人をひき逃げし死亡させた罪などに問われています。
トラックのパネルは、親子2人に背後から衝突したとみられ、背中周辺には骨折など大きな衝撃を受けた痕が残っていました。
当時、スピードは最大で時速57kmだったということです。