【緊急対策】大量発生の「カメムシ」 鳥取県が農作物への被害対策としてさらに1500万円を投入

AI要約

鳥取県は、今年大量に発生しているカメムシの被害を食い止めるために緊急対策を行っている

暖冬の影響で、カメムシの数が通常の3倍以上になっており、果樹への被害が深刻化している

鳥取県では予備費を使い、稲に被害を与えるイネカメムシにも対策を行うことを発表している

【緊急対策】大量発生の「カメムシ」 鳥取県が農作物への被害対策としてさらに1500万円を投入

今年大量に発生しているカメムシ。鳥取県は、農産物への被害を食い止めようと緊急対策を行うと発表しました。

鳥取県 平井伸治 知事

「農業の被害というのが、一番心配されるところであります」

5月23日の会見で、カメムシが与える被害を話した平井知事。2023年は、暖冬の影響で、冬を越すカメムシの数が多く、平年の3倍以上になるとの事です。梨などの果樹に被害を与えるクサギカメムシの数が多かったことから、鳥取県はカメムシの注意報を発表し、果樹への袋掛けなどで対策を実施しました。

今後は、稲に被害を与えるイネカメムシの対策に、当初予算とは別に予備費1500万円を発動し、当初予算の400ヘクタールと併せ、約1100ヘクタールを防除していきます。

今後は注意喚起なども行い、対策を進めていきます。