J1自動昇格かけた戦い⚽清水―磐田の試合チケット 不正転売の疑いで男逮捕 清水署、摘発2人目

AI要約

清水エスパルスとジュビロ磐田がJリーグ2部でJ1昇格を争った試合のチケットが不正転売された事件が摘発された。

逮捕された男はJリーグ公式サイトから入場券を購入し、2.5倍の価格で転売した疑いが持たれている。

これまでに2人が同様の容疑で逮捕されており、他にも関与者がいる可能性があると捜査が続けられている。

 昨年秋、サッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスとジュビロ磐田(現J1)がJ1自動昇格圏をかけて戦った試合のチケットを不正に転売したとして清水署と静岡県警生活保安課は22日、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、東京都中野区南台2丁目、無職の男(54)を逮捕した。同戦のチケット不正転売を巡る摘発は2人目。

 逮捕容疑は昨年9月下旬から10月初旬にかけて、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で10月7日に行われた同試合の入場券を、販売価格を超える値段で複数人に不正に転売した疑い。

 同署などによると、男はJリーグ公式サイト「Jリーグチケット」から入場券を3700~5200円で購入し、約2・5倍の価格でチケット転売サイトを通じて県内外の複数人に転売したとされる。容疑を認めているという。同署などは他にもチケットを転売していた可能性があるとみて調べている。

 同試合のチケット不正転売については今月8日にも、川崎市の会社員の男が同容疑で逮捕された。