【速報】17歳の女子高校生が「闇バイト」犯行後に犯罪グループが「高校生の個人情報」を被害者に伝達

AI要約

大阪府吹田市で高校生が特殊詐欺の犯行に手を染め、現金50万円を盗んだ疑いで逮捕された事件が発生しました。

犯行は電話で女性を騙し、キャッシュカードを入手し、ATMで現金を引き出す手口で行われました。

逮捕された高校生は闇バイトを通じて犯罪に関与し、捕まえた学生の情報を使って女性をだましたことが判明しています。

【速報】17歳の女子高校生が「闇バイト」犯行後に犯罪グループが「高校生の個人情報」を被害者に伝達

大阪府吹田市で高齢の女性から現金あわせて50万円を盗んだ疑いで、特殊詐欺の『受け子役』の女子高校生が逮捕されました。

高校生は、闇バイトの応募から特殊詐欺に手を染めたとみられます。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡県に住む17歳の女子高校生です。

高校生は今月14日、何者かと共謀のうえ、吹田市に住む80代の女性から不正に入手したキャッシュカードを使い、現金あわせて50万円を盗んだ疑いがもたれています。

警察によると女性の自宅に、大阪府警の警察官を名乗る人物から「今、学生を捕まえていてその学生があなたのカードを持っていた。キャッシュカードの確認をする必要がある」と、うその電話がありました。

その後、金融庁を名乗る高校生が女性の自宅を訪れ、あらかじめ準備していた別の封筒とすり替える方法で、女性のキャッシュカード2枚を不正に入手しました。

高校生がすり替えた封筒の中には、トランプカードが入っていました。

高校生はその後、吹田市内のコンビニエンスストアのATMでキャッシュカードを使い、現金あわせて50万円を引き落として盗んだということです。

高校生は特殊詐欺のいわゆる『受け子』で、闇バイトに応募しましたが、福岡から大阪への交通費を含めて報酬はもらえなかったということです。

さらに驚くことに、電話をかけてきた警察官を名乗る人物は、女性に対し、捕まえたという学生の名前や生年月日のほか、学校名や携帯の電話番号を伝えていました。

その捕まえたという学生の情報は、逮捕された高校生の個人情報だったのです。

高校生が応募した闇バイトのサイトは、登録画面で顔写真付きの身分証や親の携帯番号などの入力させるシステムになっていて、警察は犯罪グループが応募した人を簡単に抜け出せないようにしているとみて捜査しています。