「近くにできてうれしい」 17万8千冊の書籍を揃え 中央市のショッピングモールに大型書店オープン

AI要約

山梨県中央市に柳正堂書店がオープンし、書籍購入で寄付も行われる取り組みが始まった。

市民たちの待望の新しい本屋さんとして、イオンタウン山梨中央店は17万8000冊の書籍を扱う。

紙の本の魅力を楽しむためのカフェスペースも併設され、多くの来店者が歓迎している。

「近くにできてうれしい」 17万8千冊の書籍を揃え 中央市のショッピングモールに大型書店オープン

山梨県中央市のショッピングモールに書店の老舗柳正堂がオープンしました。

本1冊の購入で10円が寄付される取り組みもスタートします。

中央市のイオンタウンにオープンしたのは創業170年の柳生堂書店です。

オープンを待ちわびて21日は開店前には約50人が列を作りました。

来店者:

「以前ここに別の本屋さんがあって閉店してしまった。近くに(書店が)無くて困っていたので、できてうれしい」

柳正堂は山梨県内に3店舗あり、21日にオープンしたイオンタウン山梨中央店は最も大きく約17万8000冊の書籍を扱っています。

店内にはカフェも併設されていて、店舗中央のスペースで飲食と読書を楽しむこともできます。

柳生堂イオンタウン山梨中央店 青柳力 店長:

「電子書籍では味わえない紙の本ならではの良さがあると思います。お客様と本が出合う場所として存在できるようにオープンした」

また書籍などの購入1点につき10円が企業版ふるさと納税として地元中央市に寄付される取り組みも行われます。

イオンタウンは入居していた大型書店が今年1月に撤退し、中央市は書店の数がゼロだったこともあり、柳正堂書店のオープンを多くの市民が歓迎しました。