与論町が初優勝  やんばる駅伝与論島大会 沖縄北部含む14チーム出場

AI要約

第31回与論島大会で地元与論町チームが初優勝を果たす。

大会は沖縄北部と与論町から14チームが参加し、激戦の中で与論町が勝利。

与論町チームの選手や監督の喜びのコメント、今後の連覇への意気込みが語られる。

与論町が初優勝  やんばる駅伝与論島大会 沖縄北部含む14チーム出場

 第31回やんばる駅伝競走与論島大会(同実行委員会、鹿児島県与論町、琉球新報社主催)が18日、同町の総合グラウンドを発着点に9区間43・1キロのコースで開かれ、地元与論町チームが2時間35分36秒で初優勝を飾った。大会は沖縄北部と与論町から計14チームが出場した。

 沖縄北部3離島(伊平屋、伊江、伊是名)の地域振興や交流事業の推進などを目的に毎年開催。与論町は第10回から正式に参加チームとして認められて参加している。与論島での大会開催は8年ぶり、同大会での離島勢優勝は第15回大会以来となる。

 レースは区間ごとに順位が入れ替わる激戦となった。与論町は序盤から3位以内をキープ。2位でたすきを受け取った最終9区の山田勇基が前半で飛び出すと、好ペースを維持し、2位以下を大きく引き離してゴールした。

 川上嘉久監督(60)は「これまでの最高位は2016年の4位だった。今年は県下一周駅伝に出場した町出身の3選手をはじめ、日ごろから走り込んでいる地元選手がそろった。町民総出の応援も力になった。来年は連覇を目指す」と喜びを語った。

 【総合】①与論町2時間35分36秒②名護市南2時間38分25秒③今帰仁村3時間38分37秒