発生から丸3日 山林火災 消火活動続く 鎮火に至らず 山口県山口市(21日午後6時現在)
山口市で発生した山林火事が3日経過しても鎮火せず、消火活動が続く。
消火活動には防災ヘリや自衛隊ヘリが投入され、40ヘクタールの山林が焼失した。
住民の一部が一時避難し、避難指示解除後も引き続き火災の鎮火に向けて作業中。
9月18日に発生した山口県山口市の山林での火事は、丸3日がたちましたが鎮火にいたらず消火活動が続けられています。
午前6時から、山口県の防災ヘリ1機、自衛隊のヘリ7機と、これまでより数を増やして消火活動が行われました。
火事は山口市秋穂二島の山林から火が出たもので、けがをした人はいませんが、少なくともおよそ40ヘクタールが焼けました。
一時火は弱まりましたが、消防によると20日午後から強風などの影響で燃え広がりました。
一時は住宅から近いところで450メートルまで火が迫り、山口市は20日夜、名田島地区と秋穂二島地区の一部に避難指示を出すなど住民らは不安な一夜を過ごしました。
住民
「心配ですね。火ですからね」
「早く普通の日常が戻ってくればと思ってますね」
16世帯28人が一時避難しましたが、避難指示は21日の午前8時30分に解除されました。
山口市消防本部 原田靖孝 警防課長
「総力を持って全力で消火活動を行っておりますので、住民の皆さまに被害がないように頑張っていきたいと思っておりますので」
21日午後6時現在、火は弱まってきているものの鎮火には至っておらず、消火活動が続けられます。