滋賀・ワボウ電子が福島・郡山に新工場 26年稼働、最大350人雇用へ

AI要約

ワボウ電子が郡山市に新工場を建設する計画で、2026年10月に操業を開始する予定。初期段階では最大180人の雇用を見込み、2期工事を経て最大で約350人の雇用を創出する計画。

新工場の建設予定地は、郡山西部第1工業団地で、先行してプリント基板実装製品の製造工場や倉庫・資材センターの建設を行う。新工場は2階建てか3階建てで、延べ床面積は約6千~9千平方メートルを予定。

ワボウ電子の月ケ瀬義雄社長が市役所を訪れ、土地の売買契約を行う予定で、地域経済への貢献が期待される。

滋賀・ワボウ電子が福島・郡山に新工場 26年稼働、最大350人雇用へ

 電子部品メーカーのワボウ電子(滋賀県長浜市)は、福島県郡山市熱海町の郡山西部第1工業団地に新工場を建設する。2026年10月の操業開始予定。同社によると、操業からの3年間で最大180人程度の新規雇用を計画。操業後5年以内に工場増設など2期工事も計画しており、最大で計約350人の雇用を見込む。

 建設予定地は、同工業団地第2期工区の敷地約2万400平方メートル。先行整備するのは、プリント基板実装製品の製造工場(鉄骨2階建て延べ床面積約6200平方メートル)、倉庫・資材センター(鉄骨平屋建て延べ床面積約2500平方メートル)で、来年5月の着工、26年6月の施設完成を目指す。

 操業開始後、経済情勢や工場の稼働状況などを見ながら、2期工事に入る。増設する工場は、鉄骨2階建てか3階建ての延べ床面積約6千~9千平方メートルの施設規模を想定している。

 同社の月ケ瀬義雄社長らが30日に郡山市役所を訪れ、市と土地の売買契約を結ぶ予定。