県立高校の統合校 男鹿地区は男鹿海洋、横手地区は増田に設置へ 秋田

AI要約

秋田県の男鹿地区と横手地区の県立高校が統合され、男鹿地区は男鹿海洋高校に、横手地区は増田高校に設置されることが決まった。

男鹿海洋高校は工業科と水産科の4学級で2029年4月に開校予定。増田高校は総合学科と農業科の5学級で2031年4月に開校予定。

統合校では、開校時の定員確保や特色の強化が課題となっており、寮の設置も検討されている。

県立高校の統合校 男鹿地区は男鹿海洋、横手地区は増田に設置へ 秋田

秋田県の男鹿地区と横手地区の県立高校の統合校が、男鹿地区は男鹿海洋高校に、横手地区は増田高校に設置されることが決まった。

県教育委員会は、19日に開かれた県議会教育公安委員会で、県立高校の統合について説明した。

それによると、男鹿地区の男鹿海洋と男鹿工業の統合校は「男鹿海洋」に設置され、工業科と水産科2学級ずつの4学級。開校は2029年4月で、男鹿海洋の敷地内に工業科の実習棟を増築する。

横手地区の平成・雄物川・増田の統合校は「増田」に設置され、総合学科が4学級、農業科が1学級の計5学級。開校は2031年4月の予定で、増田の校舎を改修して使用する。雄物川は県外出身者も入学していることから、統合校では寮の設置を検討しているという。

これについて、委員からは「少子化が急速に進む中で、開校時にしっかり定員を確保できるのか」と疑問の声が投げかけられたほか、「統合校の特色を強く出していってほしい」との要望が出された。

2つの統合校の校名や学科名は今後検討される。