「がんばれよ!」仲間や家族に見送られ…小名浜海星高の練習船「福島丸」約2か月の航海実習へ 福島・いわき市

AI要約

福島県いわき市の小名浜海星高校の練習船「福島丸」が2か月の航海実習に出発しました。

生徒たちが航海の安全を祈願する「じゃんがら念仏踊り」を披露しました。

39人の生徒が乗船し、マグロのはえ縄漁などを行う予定です。

「がんばれよ!」仲間や家族に見送られ…小名浜海星高の練習船「福島丸」約2か月の航海実習へ 福島・いわき市

福島県いわき市の小名浜海星高校の練習船「福島丸」の出港式が行われ、生徒たちは、11日からおよそ2か月の航海実習に出発しました。

港で生徒たちが披露しているのは、航海の安全を祈願する「じゃんがら念仏踊り」です。いわき市の小名浜港では、仲間の生徒や保護者らが見守る中、小名浜海星高校の練習船「福島丸」の出港式が行われました。

今年度2回目となる遠洋航海実習では、生徒39人が乗船し、日付変更線付近でマグロのはえ縄漁などを行う予定です。

小名浜海星高校 海洋工学科(2年)大峰琉暉さん「初めての機会なので緊張する気持ちもあるが、先生方や専攻科の方に教えてもらって頑張りたい。少しでも精神的に大人になって帰ってきたい」

生徒の母「しっかりマグロを獲ってきてくれればいいなというそれだけの思いです。あとは安全に台風にあわないで、みなさん無事に戻ってこられることを祈っています」

生徒の祖父「初めは大丈夫かなと思ったが、今船に乗っているのを見ると元気だから安心しました」

見送り「がんばれよー」

福島丸は午後2時に小名浜港を出港し、およそ9000キロの航海実習をしたあと、11月8日に帰港する予定です。