ピーチ・アビエーション機 誘導路への誤進入時「灯火」に接触していた 新千歳空港 

AI要約

新千歳空港でのピーチ・アビエーションの機体違反事件について報告。機体が禁止灯火に接触し、乗客にけがなし。

機体は誘導路上で停止し、1本の滑走路が2時間閉鎖。現在機体の破損状況調査中。

管制側の指示ミスはなく、原因調査中。パイロットから話を聞き、誤進入の原因を特定。

10日新千歳空港で、ピーチ・アビエーションの機体が工事中の誘導路に誤って進入した問題で、機体が進入禁止を示す「灯火」に接触していたことが分かりました。

北海道エアポートなどによりますと、10日午後3時過ぎ、中部国際空港発新千歳空港行のピーチ・アビエーション465便(エアバスA320型機)が、新千歳空港に着陸後、滑走路から駐機場に移動する際に、工事のため閉鎖していた誘導路に誤って進入しました。乗客167人・乗員6人にけがはありませんでした。

このトラブルで機体は誘導路上で停止し、2本ある滑走路のうち1本が約2時間にわたり閉鎖され遅れや欠航がでました。国土交通省によりますと誘導路上にあった進入禁止を示す「灯火」に機体の一部が接触していたことが分かり、現在機体の運用を停止し、機体の破損状況などを調べているということです。

また、現時点で新千歳空港の管制側から指示を間違えたなどの情報はなく、パイロットから話を聞くなどして誤進入の原因を調べているということです。