沖縄路線バスの無料乗り放題「遠出は久しぶり」 初の日曜日 バス停に行列、ぎゅうぎゅう詰め車内も
AI要約
沖縄県が9月の毎週水・日曜日に路線バスを終日無料で乗り放題とする「わった～バス利用促進乗車体験事業」は8日、無料化して初の日曜日を迎えた。那覇市泉崎の那覇バスターミナルでは、多くの利用者が朝から遠出しようとしていた。
名護方面に向かう名護西線のバス停では、40人の行列ができ、那覇空港からの観光客も含め、大勢の乗客が乗り込み、混雑する状況が見られた。
浦添市の伊志嶺健二さん（77）が妻と共に無料バス旅行に出掛けるなど、県内のバスを利用する人が増えている。
沖縄県が9月の毎週水・日曜日に路線バスを終日無料で乗り放題とする「わった～バス利用促進乗車体験事業」は8日、無料化して初の日曜日を迎えた。那覇市泉崎の那覇バスターミナルでは、この機会に遠出しようと朝から多くの利用者の姿が見られた。
名護方面に向かう名護西線のバス停には、午前8時から 約40人の行列ができた。バスの到着時は、那覇空港から乗った観光客も既に15人ほど乗車しており、新たな乗客が加わるとぎゅうぎゅう詰めの状態に。バスを待ちの人が乗車を断られる場面もあった。
浦添市の伊志嶺健二さん（77）は無料と知り、妻（77）と共に名護市許田までバス旅をするという。「県内のバスで遠出するのは久しぶり。きれいな海の景色が見られるのが楽しみ」と声を弾ませた。
同事業は、高速道路を走るバス、リムジンバス、定期観光バスなどは対象外となっている。
