赤ちゃん相撲泣き笑い 射水神社で160人が取組
射水神社(高岡市)で行われた「越中赤ちゃん泣き笑い相撲」では、約160人の6カ月~2歳の赤ちゃんが祈願を受けて特設土俵で相撲を行い、泣き声や笑顔で会場を和ませた。
赤ちゃんの相撲では、高岡向陵高相撲部員が驚かして泣き声を引き出し、愛らしさや土俵態度など5項目で審査を行い、番付を決定した。
しこ名賞を受賞した茶中丈ちゃんの父は、子どもに挑戦する姿勢を育んでほしいと願っている。
射水神社(高岡市)の「越中赤ちゃん泣き笑い相撲」(富山新聞社後援)は7日、行われた。県内外から参加した6カ月~2歳の約160人が大きな泣き声を上げたり、笑顔を浮かべたりして会場を和ませ、家族は赤ちゃんの健康を願った。
赤ちゃんは成長祈願を受けた後、高岡向陵高相撲部員に抱っこされながら、化粧まわし姿で社殿内の特設土俵に登場した。
神職が「はっけよい、のこった」と合図すると、部員が大声を出したり顔を近づけたりして驚かし、赤ちゃんは泣き声を上げた。中には全く動じない赤ちゃんもおり、来場者は取組のたびに歓声を上げた。市相撲連盟でつくる「横綱審議会」が泣き始めまでの早さや声の大きさ、愛らしさ、土俵態度など5項目について総合的に審査して番付を決めた。
明日ノ丈(あしたのじょう)のしこ名でしこ名賞を受賞した茶中丈ちゃん(8カ月)の父亮太さん(31)は「今日の取組のように何事にも挑戦する子に育ってほしい」と笑顔を見せた。