人気スポット「龍馬のぶーつ像」修復へ 舵のハンドルが破損、クラファン募る 長崎

AI要約

長崎市伊良林2丁目にある龍馬のぶーつ像の破損部分を修復するため、市民団体がクラウドファンディングを行っている。

像は龍馬通りに位置し、1995年に建立されたもので、船の舵を切るハンドル部分が緩んでいるため修理が必要だという。

目標金額は100万円で、未達成のため協力を呼びかけている。修理が必要な理由や具体的な方法についても説明している。

人気スポット「龍馬のぶーつ像」修復へ 舵のハンドルが破損、クラファン募る 長崎

 靴を履いたまま足を入れ、街並みを一望できる長崎市伊良林2丁目の人気スポット「龍馬のぶーつ像」の破損部分を修復しようと、市民団体「亀山社中ば活かす会」が、クラウドファンディング(CF)をしている。17日まで。

 像は、寺町から風頭公園に続く「龍馬通り」の市亀山社中記念館そばにある。1995年、亀山社中創設130周年記念事業で同会が建立した。

 同会によると、破損しているのはブーツ(長さ0・6メートル、高さ0・4メートル)の前に設置された船の舵を切るハンドル(舵輪(だりん))部分。支柱に固定されていることを知らずに回そうとする人がいるため、舵輪と支柱の接続部分が緩んでしまっているという。

 最初に破損が判明したのは2017年。その後金具や結束バンドなどで応急処置をしてきた。今回は募金を活用し、富山県の専門業者に依頼して完全に修繕する予定。

 同会の土肥原弘久さんによると目標金額は100万円だが、3日現在未達成。「落下の危険性はないが、保安・保全のため修理が必要。ぶーつ像を次世代につなぎたい」と話し、協力を求めている。募金は、十八親和銀行東長崎支店(5032980、口座名「亀山社中ば活かす会」)への振り込みや、CFサイト(CAMPFIRE)から受け付ける。