【速報】滋賀県、国庫補助金受け取れず「自腹」 書類で記載漏れ

AI要約

滋賀県は6日、2024年度に新たに実施する「放課後児童クラブ事故防止対策研修事業」で、国庫補助金88万5千円の申請漏れがあり、受給できなくなったと発表した。

同事業は、23年に長浜市の屋外プールで男児が死亡した事故を受けて実施されるもので、補助金の額が漏れていたため補助を受けることができなくなった。

9月に申請漏れに気づいたが、訂正は認められず、県の一般財源で補填されることとなった。

【速報】滋賀県、国庫補助金受け取れず「自腹」 書類で記載漏れ

 滋賀県は6日、2024年度に新たに実施する「放課後児童クラブ事故防止対策研修事業」で、国庫補助金88万5千円の申請漏れがあり、受給できなくなったと発表した。県の一般財源で補填(ほてん)する。

 同研修事業は、23年に長浜市の屋外プールで放課後児童クラブ(学童保育)の活動中に男児が死亡した事故を受けて新たに実施する取り組みで、事業費は177万円を予定している。5月に補助金の額を事前調整する書類を国に提出した際、同事業の記載を漏らしていたため、補助される予定だった88万5千円が受け取れなくなったという。

 9月に申請漏れに気づいたが、訂正は認められなかったという。同事業を担当する子育て支援課は「複数の職員で予算書と照合するなどして再発防止に努める」としている。