関西最後の一等地に緑豊かな公園、“大阪らしい”ホテル うめきた2期「グラングリーン大阪」オープン

AI要約

「グラングリーン大阪」がうめきた2期地区に先行まちびらきし、2000人が集まり、新施設や公園を楽しんだ。

商業施設「北館」では飲食店やホームセンターが営業し、多くの来場者が満足する様子。

ヒルトンが手掛けたホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」も開業し、ユニークなデザインや革新的なシステムを導入。

関西最後の一等地に緑豊かな公園、“大阪らしい”ホテル うめきた2期「グラングリーン大阪」オープン

 “関西最後の一等地”と呼ばれる、うめきた2期地区に「グラングリーン大阪」が6日、先行まちびらきしました。

 「3,2,1,0」

 ようやく“この時”を迎えました。

 午前11時の開業に合わせて、公園内に集まったのは約2000人。早速、水遊びやピクニックを楽しむ人でにぎわいました。

 来場者

「めっちゃ広い。きれいな感じ。全然、大阪に思えないです。今までショッピングモールばかりやったから、自然の中で遊べる方がいい」

「ご飯とか食べながら、ここでゴロゴロしたい。リラックスしたい。ピクニックとか」

 JR大阪駅の目の前で、“関西最後の一等地”とも呼ばれている「うめきたエリア」。

 有吉優海記者

「私がいますのがグランフロント大阪の近く、大阪駅の構内です。後ろに見えているのが、JR大阪駅の改札です。ここからうめきた2期地区に向かいます」

 ルクアイーレの横を入り、線路沿いの通路を通ると、新たに作られたデッキで大阪駅やグランフロントと直結します。

 有吉優海記者

「うめきた公園の緑が見えてきます。JR大阪駅から約5分で到着しました」

 公園内に植えられた、40種類以上の木々が出迎えます。

 有吉優海記者

「午前11時です。うめきた2期の商業施設がオープンしました。待ちわびたお客さんが続々と入ってきます」

 同時にオープンした商業施設「北館」。施設内には11の飲食店や、緑をテーマに植物や魚などを販売するホームセンターの「コーナン」など、合わせて21の店舗が入りました。

 「コーナン」の利用者

「都会にコーナンというのがあまりないので、どんなんやろうと思ってきたら、めっちゃよかった」

「これだけお花があると買っちゃいそうです」

 2013年の「グランフロント大阪」に続いての開業となった「グラングリーン大阪」。再開発事業の集大成として大阪駅前をさらに盛り上げていきそうです。

◇◇◇  

 

(開業したばかりのグラングリーン大阪から中継です)

 報告:山本真帆記者

 「北館」からお伝えします。開業当日ということで、多くの人でにぎわっています。

 こちら、きょう開業したホテル、「ヒルトン」が手掛けたホテルで、「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」です。

 テーマは“大阪らしさ”です。エントランスにあるこの天井は、とある料理をイメージして作られているんですが、何かわかりますか?

 たこ焼きです。

 そう!大正解です!より分かりやすいように、カメラを回してください。上が鉄板で、たこ焼きがいっぱい入ってるように見えますようね。

 次の施設がこちら、一見ひとつのレストランに見えるんですが、このフロアに5つの飲食店が入っています。さらに、どの店舗の料理でも、座席からスマホで、モバイルオーダーができるんです。

 さらに、店側にとっても新しい仕組みになっています。初期費用20万円ほどで備えつきの調理場などをシェアしながら使えるので、新しく飲食業界にチャレンジしたい人を応援するシステムとなっているんです。

 こちらのハンバーガーの店舗も、東京や神奈川のお店で、大阪初出店のお店です。店主は「梅田の1等地にもかかわらず、初期投資を抑えられてありがたい」と話していました。

 ほかにも、麻婆麵専門店や、昼はカフェ、夜はバーになるお店なども出店しています。新しく挑戦する人を応援する、というコンセプトのフロアですので、お店はどんどん入れ替わる可能性があります。次来たときには、また違ったお店になっているかもしれません。