約1350万円を袋に入れて玄関先に…だまし取られる被害(福島)

AI要約

福島市で70代の女性が電話詐欺に遭い、13.5万円をだまし取られる事件が発生した。

女性は自動音声の電話を受け、警察を名乗る男から口座凍結の嘘を信じて現金を引き出すよう指示され、その後現金を玄関先に置くよう言われ袋ごと盗まれた。

同様の手口の詐欺が8月にも発生しており、警察は注意喚起を行っている。

約1350万円を袋に入れて玄関先に…だまし取られる被害(福島)

警察によりますと、福島市の70代の女性は、8月7日に電話事業者をかたる自動音声の電話を受けました。女性が音声案内に従って操作すると、東京中央警察署員を名乗る男につながり、「暴力団員を逮捕したところあなたの通帳が出てきた。口座を凍結される可能性がある」などと言われ、捜査のために毎日、現金を引き出すよう指示されました。

女性は20日間ほどかけて現金を引き出し保管していたところ、検事を名乗る男からの電話で、現金を袋に入れて玄関の外に置くよう言われました。女性はこの指示に従い、約1350万円を袋に入れて玄関先に置いていたところ、何者かに持ち去られて、だまし取られたということです。

福島市では8月にもほぼ同じ手口の詐欺被害があり、警察は身に覚えのない金銭を要求する電話は詐欺を疑うよう呼びかけています。