下郷町で猿楽台地のソバ畑が見頃に(福島)

AI要約

県内で秋の気配を感じさせる快適な一日となった。

下郷町の猿楽台地ではソバの花が満開で訪れる人々を楽しませた。

来週いっぱいはソバの花の見頃で、新そばが提供される予定。

下郷町で猿楽台地のソバ畑が見頃に(福島)

4日の県内は、浜通りと中通りでは比較的過ごしやすく、秋の気配を感じる1日となりました。

朝から晴れた会津では30℃を超え、残暑が厳しかった所もありましたが、標高が高い下郷町の猿楽台地では、ソバの花が爽やかな風に揺れ、訪れた人たちを楽しませました。

標高約690mに位置する下郷町の猿楽台地。約23haの敷地一面にソバの花が咲き、今まさに見頃を迎えています。

【遠藤里英子記者】

「少し日差しは強いですが、時折吹くが風が涼しく感じられ、花も気持ちよさそうに揺れています。」

町によりますと、ソバの花は2024年も例年並みの8月中旬に咲き始めました。

ソバは夏でも涼しい山間部などが栽培に適しているとされ、猿楽台地はぴったりの環境です。

4日も秋の気配が感じられる空気の中、県内外から多くの人が訪れ、眼前に広がる白いじゅうたんを楽しんでいました。

訪れた人たちは「癒やされるよね、時季のものを見るのは。」「山に囲まれてね、素晴らしい。日本の百の景色に入るんじゃないかというくらい、素晴らしい景色。」「見渡す限りの初秋の感じが、撮影の中にも写せて来て良かったと思います。」などと話していました。

ソバの花の見頃は今週いっぱい。

9月下旬からは実の刈り取りが始まり、10月には町内の飲食店などで新そばとして提供されます。