数人が腹痛や不快感訴え 給食に洗剤混入、福島・南相馬

AI要約

福島県南相馬市鹿島区の4施設で洗剤が混入した給食が811人に提供され、数人が体調不良を訴えた。

調理員が誤って洗剤と消毒用アルコールを調理に混入させ、給食に提供された経緯が明らかになった。

市教委は混入と体調不良の因果関係を確認中で、児童の健康状態を注視している。

数人が腹痛や不快感訴え 給食に洗剤混入、福島・南相馬

 福島県南相馬市鹿島区の幼稚園、小中学校の4施設で2日、洗剤が混入した給食が児童ら811人に提供された問題を巡り、給食を食べた数人が腹痛や不快感などを訴えて3日に欠席したことが同日、市教委への取材で分かった。市教委は体調を注視しながら、混入と体調不良の因果関係の有無を確認している。

 市教委によると、調理員が「いんげんのきなこあえ」を調理する際、誤って消毒用アルコールと洗剤が混入した液体を、調理に使う「たらい」に4回ほど、手袋やエプロンにも数回噴射した。