台風10号、熱海の一部施設が営業再開 火葬場や道路は影響続く

AI要約

台風10号の影響で熱海市内の施設が一時休止や休館していたが、営業が再開された。観光施設や火葬場など一部施設はまだ影響が続いている。

台風の影響で新幹線や在来線が週末に運休し、観光客の移動に支障が生じた。避難指示が出され、多くの施設が休館した。

熱海駅前の足湯やプール・温浴施設など一部施設は2日から営業再開。しかし、火葬場や一部道路はまだ影響が残る状況。

台風10号、熱海の一部施設が営業再開 火葬場や道路は影響続く

 台風10号の影響で休止や休館していた熱海市内の施設が9月2日、営業を再開した。一方で、一部施設や道路では影響が続いている。(熱海経済新聞)

 台風の影響で新幹線や在来線が週末を中心に運休。市内宿泊施設はキャンセルが相次いだほか、熱海から移動できない観光客も発生した。市内には避難指示が発令され、ほとんどの観光施設が休館した。

 熱海駅前の足湯「家康の湯」(熱海市田原本町)は、8月30日から休止していたが、2日に再開。プール・温浴施設「マリンスパあたみ」(和田浜南町)、総合運動施設「小山臨海公園」(下多賀)、MOA美術館(桃山町)も、2日から再開した。

 一方、熱海市火葬場(熱海)は土砂が流入したことで受け入れられない状態が続いており、再開のめどはたっていないという。市内の複数の道路でも、土砂崩れの影響で通行止めや片側通行が続いている。十国峠ケーブルカーも台風被害による停電のため8日まで運休し、併設する施設も休業する。