“安全管理不備の指摘相次ぐ”小4男児死亡のプール事故受け学校が保護者説明会

AI要約

高知市の長浜小学校で水泳の授業中に男子児童が溺れて死亡した事故について、保護者説明会が開かれ安全管理の不備が指摘された。

保護者によると、安全管理の不備や安全意識の欠如が指摘され、具体的な対策に関する回答がなかった。

市は2回目の検証委員会を開く予定である。

“安全管理不備の指摘相次ぐ”小4男児死亡のプール事故受け学校が保護者説明会

中学校のプールで行われた高知市の長浜小学校の水泳の授業で、4年生の男子児童が溺れて死亡した事故を受けて、9月1日保護者説明会が開かれ、安全管理の不備を指摘する声が相次ぎました。

7月5日、高知市の長浜小学校が、プール設備の故障に伴って近くの南海中学校のプールで行っていた水泳の授業中、4年生の男子児童が溺れて死亡しました。9月1日、保護者に対する説明会が初めて開かれ、遺族を含む、46人の保護者が参加しました。

説明会では、事故の経緯などが説明されました。教育委員会は8月行われた検証委員会で、授業の際の水深が、使用前の確認時より深くなっていたことなどを明らかにしています。

参加した保護者によると説明会では安全管理の不備や安全意識の欠如を指摘する声があがっていたといいます。学校側から今後の具体的対策などの回答は無く、この保護者は「今後、子どもを通わせるには不安がある」と答えました。

(高知市 松下整 教育長)

「水かさが増えているということを認識したのであれば、そこで立ち止まり、やめることも含めて、南海中学校とも協議をして水かさのことについて話をするとか、そういうことをするべきであった」

市は9月30日に2回目の検証委員会を開く予定です。