「大変申し訳なく思っている」福岡市長が謝罪 台風10号接近で暴風警報発表中に児童・生徒を登校させてすぐ下校させた問題

AI要約

福岡市教育委員会が台風10号の接近で児童・生徒を登校させた後すぐに下校させ、市長が謝罪。保護者や児童・生徒に謝罪。教育委員会に早い判断を要請。

市長は、台風による災害の悪化可能性を強調し、次回の台風接近時に明確な方針を要請。教育委員会は検証し休校の判断基準を決める意向。

「大変申し訳なく思っている」福岡市長が謝罪 台風10号接近で暴風警報発表中に児童・生徒を登校させてすぐ下校させた問題

台風10号の接近で暴風警報が発表されていた8月29日に、福岡市教育委員会が児童・生徒を登校させた後、すぐに下校させた問題で福岡市の高島市長は「大変申し訳なかった」と謝罪しました。

高島宗一郎市長「大変申し訳なく思っていますし今後こういったことを決して起こさないようにしっかり次が台風が来る前に教育委員会の方針を明確にしていただいて、災害というのはより悪くなる可能性の方で、是非速い判断をしていただきたいと思います。」

福岡市の高島市長は、2日の会見で、福岡市の市立小中学生に通う保護者や児童・生徒に謝罪しました。

この問題は、台風10号の接近で暴風警報が発表されていた8月29日に、福岡市教育委員会が児童・生徒を登校させた後、すぐに下校させたものです。

高島市長は市の教育委員会に対し「災害はより悪い方向に行く可能性の方で早い判断をして欲しい」と要請しました。

福岡市教育委員会の石橋正信教育長は、「検証して、休校の判断基準などを決めていきたい」と話しています。